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Love triangle +1
第4章 背徳の戯れ
「真理愛が俺か礼音のどちらかを選ぶその日まで、俺らは真理愛を好きでい続けるよ。真理愛を諦めるとしたら、それは真理愛が兄貴を選んだ時だけだ」
「……どう考えてもおかしいって」

もう何度も聞いてきたけど、どれだけ説明されたとしても理解出来る日は来ない。
難しい顔の真理愛に、利音は苦笑する。

「礼音が真理愛抱くとこ間近で見てても全然平気だし、寧ろ俺じゃない男に喜んでる真理愛を客観的に見てるの、滅茶苦茶興奮するんだよなあ。俺の番になって礼音の時より反応が良くないと、それはそれでさっきは散々感じまくってたくせにって意地悪したくなっちゃうけどね」
「だから、おかしいってば」

今一度の説明を受けても、やはり通常の思考を持ち合わせてはいるとは到底思えなかった
『おかしい』を繰り返す真理愛に、右隣りの礼音もまた薄笑いを浮かべる。

「俺らの場合はとにかく見た目がそっくり過ぎるからな。利音がお前を抱いてても特別嫉妬しないし、逆に興奮すら覚えるのは、自分がそうしてるみたいな錯覚に陥るからだ。だから7年間も二人で平等にお前を好きでいられる。でなければ好きな女に手を出す奴なんて、とっくに殴り飛ばしてる。……これはもう、普通の人間には分からない感覚だろうけどな」
「双子だからとか関係ないし。単にあなた達が異常なだけ」

強い口調で真理愛が言い放てば双子は顔を見合わせ、そして何とも言えない表情で笑った。
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