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Love triangle +1
第4章 背徳の戯れ
「可もなく不可もない外見。性格は良く言えば当たり障りがなく、悪く言えば面白味がない。毎回マニュアル通りのセックス。年収は世間一般の平均か、それにちょっと足りないくらい。デート代はロクヨンかナナサン割り。……たった数分会っただけで、ルイ君の事こんなに分かってるよ?」

自分にとっては好みの容姿だし、優しくて穏やかな性格はいつも安心して隣りにいられる。
女は奢られる側だなんて思っていないし、そもそも自分が嫌だった。
それでもいつも少し多めに出してくれるし、全額支払ってくれる事だってある。
そんな時は素直に『ありがとう』と、好意を受け取っている。
自分には勿体ないくらいの人を、面白おかしく揶揄してくる彼に腹が立って仕方がなかった。
真理愛は利音を睨んだ。

「私の幸せは私が決める。指図しないで。そんな権利利音に……あ、やだ。リオ、やっ!」

この関係を終わらせたい。
終わらせなければならないと真理愛は食って掛かかったが、最後まで言うより早く利音の唇に塞がれた。
余程噛んでやろうと思ったが、彼はお構いなしに息苦しい程の口付けを継続させ、舌を侵入させてきた。
こうなってしまっては、もう成す術がなかった。
彼の意のままに口内を執拗に搔き乱され、拒否する力がなくなった頃、ようやく離された。
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