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Love triangle +1
第7章 3つのプロポーズ
「信じない」
真理愛は頑として首を振らない。
それが本当でも嘘でも、彼を信じるには過去の代償はあまりにも大きい。
7年もの間望まない拘束をずっとされてきた。
その事実がある限り、彼の中での常識などどうでも良かった。
好きだと言われても。
ましてやだから好きになれと言われても。
それは絶対に不可能だった。
「頑固だな」
礼音に揶揄されるが、大きなお世話だった。
「兄弟揃って白々しい。リオもだけど、はっきり言ってくれた方がよっぽどマシ」
「本当の事しか言っていない」
「洋服もいらないし、高級なレストランもホテルも行かなくていい。プリンもいらない。あなた達が誰とキスしたってなんとも思わない。そんなもので私は騙されないから」
「お前を騙した覚えは一回もない」
「とにかく。そういうのもう全部いいから、塁と結婚したいの。塁と結婚させて」
真理愛は改めて声高く宣言した。
「なら、俺がお前の言う事を聞く義理もなくなったな。ただでさえクソ面白くない話だったから、終わってせいせいする」
切実な真理愛の願いは、淡々と礼音によって一方的に破棄される。
両手の枷が外れ、組み敷いていた男の体が自分の上から離れる。
真理愛は晴れて自由の身となった。
だが、とても手放しで喜べる状況ではなくなった。
真理愛は頑として首を振らない。
それが本当でも嘘でも、彼を信じるには過去の代償はあまりにも大きい。
7年もの間望まない拘束をずっとされてきた。
その事実がある限り、彼の中での常識などどうでも良かった。
好きだと言われても。
ましてやだから好きになれと言われても。
それは絶対に不可能だった。
「頑固だな」
礼音に揶揄されるが、大きなお世話だった。
「兄弟揃って白々しい。リオもだけど、はっきり言ってくれた方がよっぽどマシ」
「本当の事しか言っていない」
「洋服もいらないし、高級なレストランもホテルも行かなくていい。プリンもいらない。あなた達が誰とキスしたってなんとも思わない。そんなもので私は騙されないから」
「お前を騙した覚えは一回もない」
「とにかく。そういうのもう全部いいから、塁と結婚したいの。塁と結婚させて」
真理愛は改めて声高く宣言した。
「なら、俺がお前の言う事を聞く義理もなくなったな。ただでさえクソ面白くない話だったから、終わってせいせいする」
切実な真理愛の願いは、淡々と礼音によって一方的に破棄される。
両手の枷が外れ、組み敷いていた男の体が自分の上から離れる。
真理愛は晴れて自由の身となった。
だが、とても手放しで喜べる状況ではなくなった。

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