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Love triangle +1
第7章 3つのプロポーズ
「利音の事か?」

見据えてくる真理愛を、礼音は煙たげに追い払う。

「確かにあいつは若干……かなり性格に難ありだ。けど悪気だけはない。血の繋がった弟だから庇うわけじゃないけど、根はいい奴だ」

自分はまるで関係ありません的な態度で矛先を弟に向ける礼音が、真理愛をより苛立たせる。

「自分の事だって死んでも思わないって、どこまでお目出たい性格なわけ?」

真理愛の嫌味も、しかし彼には少しも響かない。

「いつだってお前の事を一番に考えてる。他の男と会うのだって許容してる。これが優しさじゃなくてなんだ?」
「他の女と遊ぶのに私だけ束縛してもいられないからでしょ。正当化しないで。そんなの本当の優しさと全然違う」
「どんなにそうじゃないって言ったところでお前は認めない。どこまでも平行線を辿る不毛な言い争いだよな」
「無理矢理してない?私を尊重してる?だから学歴なんか当てにならないって言ってるの。私がどんな思いでいるのか、分かろうともしない人が今ここにいるんだから」

決して後に引く事なく、真理愛は礼音と対等に向き合った。
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