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Love triangle +1
第8章 繋がらない繋がり
見栄を張る必要も、背伸びする必要もなかった。
長々としたカタカナの料理じゃなくても、カウンターの寿司じゃなくとも、全く問題なかった。
絵画や美術品を時間をかけて鑑賞するのも、たまには悪くない。
だけどジェットコースターに乗っている時の彼女の顔は、美術館で見た何倍も生き生きとしていた。
綺麗で、圧倒されるぐらいの色気を纏った彼女。
そんな見た目の印象だけで、彼女の楽しさの基準を勝手に決め付けてしまっていたと猛省した。
自分と同じ食べ物が好きで、自分と同じ遊びが好きな、どこにでもいる普通の女の子だった。
味噌ラーメンを完食してにっこり笑う彼女に、改めて恋に落ちた。
傘を返してもらったあの夜以来、二度目の恋に。
「半年経った今でも時々思うんだ。どうして俺みたいな男の彼女でいてくれるのかなって」
「私だって思うよ。塁はどうして私の彼氏でいてくれるの?」
「そりゃ、真理愛が好きだからだよ。この世の誰よりも可愛い真理愛が大好きだから」
「私だって塁が好きだから。優しくて、一緒にいると安心して、そんな塁がこの世の誰よりも格好いいって、思う……から」
首筋から鎖骨にかけてのビールの残りをそっと吸い取る塁の口唇に、真理愛の体が震えた。
長々としたカタカナの料理じゃなくても、カウンターの寿司じゃなくとも、全く問題なかった。
絵画や美術品を時間をかけて鑑賞するのも、たまには悪くない。
だけどジェットコースターに乗っている時の彼女の顔は、美術館で見た何倍も生き生きとしていた。
綺麗で、圧倒されるぐらいの色気を纏った彼女。
そんな見た目の印象だけで、彼女の楽しさの基準を勝手に決め付けてしまっていたと猛省した。
自分と同じ食べ物が好きで、自分と同じ遊びが好きな、どこにでもいる普通の女の子だった。
味噌ラーメンを完食してにっこり笑う彼女に、改めて恋に落ちた。
傘を返してもらったあの夜以来、二度目の恋に。
「半年経った今でも時々思うんだ。どうして俺みたいな男の彼女でいてくれるのかなって」
「私だって思うよ。塁はどうして私の彼氏でいてくれるの?」
「そりゃ、真理愛が好きだからだよ。この世の誰よりも可愛い真理愛が大好きだから」
「私だって塁が好きだから。優しくて、一緒にいると安心して、そんな塁がこの世の誰よりも格好いいって、思う……から」
首筋から鎖骨にかけてのビールの残りをそっと吸い取る塁の口唇に、真理愛の体が震えた。

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