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Love triangle +1
第8章 繋がらない繋がり
「ごめん。映画見てる途中だったのに」

塁が恥じ入るが、真理愛は首を振る。

「好きな人に求められるのは素直に嬉しい。逆に求められないと不安になる。本当に好きでいてもらえてるのかなって」

一般論を述べたに過ぎなかったが、真理愛はすぐに失言に気付く。
恐る恐る塁をみれば、弱々しい笑みを返される。
どうするのが正解か逡巡し、やはりここは謝るべきかと思ったところで、彼がはっきりと宣言する。

「俺は真理愛が大好きだよ。その気持ちに少しの嘘もない。だから結婚も申し込んだ」
「うん。分かってる」
「真理愛が側にいて平気でいられるはずがない。いつだってどきどきするし、キスしたいし、触れたいって思ってる。……軽蔑した?」
「ううん。凄く嬉しい」

正直な欲望を吐き出してしまってから急に不安になるが、恋人が否定してくれて塁はほっとする。

「四六時中口にしたり行動に移してたら流石にまずいから、普段は理性で勿論抑えてるけどね。……けど、大抵の男は常に頭の中でエロい事考えてる。賭けてもいい」

大真面目な顔で不真面目な断言する塁に、真理愛は失笑してしまう。

「だからつまり何が言いたいかって言うと、大好きな真理愛にはいつも触れたいって思っていて。さっきまでは我慢出来てたけど、今は我慢出来なくなっちゃってて。……真理愛に、もっと触れてもいい?」

塁は熱を帯びた両眼で、真理愛に訴えた。
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