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Love triangle +1
第4章 背徳の戯れ
何もかもに恵まれて、恋人にも一夜の相手にも困った事などないくせに、何故自分なのだろうと不思議でならない。
ここまで執着される意味が分からなかった。
最初はたまたま偶然、身近にいたから目を付けられた。
それが呼び出しにいつでも応じ、欲求を満たしてくれる対象に変化した。
ただそれだけだと思う一方、同じ女を飽きもせずにほぼ毎週抱きたくなるものかと不思議にもなる。
快楽だけが目的なら、短時間で終わらせばいいだけだ。
それなりの値が張るホテルの一室を毎回わざわざとる事も、愛撫の必要もない。
時間をかけて体中に唇が這う前戯は、恥ずかしいばかりにいつも濡れてしまう。
散々その気にさせられかと思ったら今度は焦らされまくり、はしたなくも自分から懇願してしまう事もしばしばだった。
自分達のものだってはち切れんばかりなのに、その過程を飛ばしてすぐに繋がろうとは絶対してこない。
ぎりぎりまで我慢しているのが見ていて分かる。
そんな手間をかけてまで自分を抱く意味は、一体なんなのだろう。
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