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Love triangle +1
第4章 背徳の戯れ
「アイス?抹茶?チョコ?……あ、杏仁豆腐もあるよ。それから、本日のお勧めケーキも。……いっその事、全部頼んじゃう?」
「……本日のお勧め」
冗談ではなく全種類注文しそうな勢いの利音に、真理愛は低く呟く。
すると彼は速攻で呼び鈴を鳴らし、やがてそう時間がかからずにケーキが席に運ばれてきた。
「ゆっくり食わせてやれ」
兄の先制攻撃に口を尖らせながらも、利音は渋々従う。
「美味しい、真理愛?」
「……うん」
「もう一つ頼むか?」
「……まだ食べ終わってもいないし」
一人で食べる自由は与えられたものの、一口毎にいちいち質問が入る。
相変わらず二人の視線をひしひしと感じ、とても美味しい食べ物をゆったり味わうといった雰囲気ではない。
「もう。なんで6人掛けのテーブルに案内してもらえたのに、3人並んで座ってるのよ。向こう側ガラ空きじゃない」
決してそれだけの理由ではないのだが、居心地の悪さが我慢ならない真理愛は声を上げる。
刹那目を丸くした兄弟だったが、すぐに表情を和らげた。
「真理愛の隣りがいいからに決まってるだろ」
何を今更と、一笑に付された。
「……本日のお勧め」
冗談ではなく全種類注文しそうな勢いの利音に、真理愛は低く呟く。
すると彼は速攻で呼び鈴を鳴らし、やがてそう時間がかからずにケーキが席に運ばれてきた。
「ゆっくり食わせてやれ」
兄の先制攻撃に口を尖らせながらも、利音は渋々従う。
「美味しい、真理愛?」
「……うん」
「もう一つ頼むか?」
「……まだ食べ終わってもいないし」
一人で食べる自由は与えられたものの、一口毎にいちいち質問が入る。
相変わらず二人の視線をひしひしと感じ、とても美味しい食べ物をゆったり味わうといった雰囲気ではない。
「もう。なんで6人掛けのテーブルに案内してもらえたのに、3人並んで座ってるのよ。向こう側ガラ空きじゃない」
決してそれだけの理由ではないのだが、居心地の悪さが我慢ならない真理愛は声を上げる。
刹那目を丸くした兄弟だったが、すぐに表情を和らげた。
「真理愛の隣りがいいからに決まってるだろ」
何を今更と、一笑に付された。

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