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Love triangle +1
第4章 背徳の戯れ
傍から見たら、おかしな光景に違いなかった。
現に注文の品を運んできてくれる店員は、一様に二度見してゆく。
4人用の席が空いていなかったのか折角広いテーブルに案内されたのに、3人が一列に並んで座っているのだ。
分かれて着席すれば広々と使用出来るのに、それを好んで放棄しているようなものだった。
3人で食事に行けば必ず、誰が自分の隣りになるかでひと悶着ある。
最終的にはこの間座らなかった人間に落ち着くのだが、少し広い席に通された時は必ず自分を挟んでの並びとなる。
兄弟揃ってまた何か画策しているのではないかと最初の頃は用心していたものだが、どうやらそんな事もない。
本当に純粋に、ただ自分の隣りにいたいだけ。
だから本当に、分からなくなる。
「真理愛。少しは疲れとれた?」
それでもどうにか本日のお勧めケーキを食べ終えれば、利音がそっと尋ねてくる。
いくらなんでもそんな即効性はないと思うし、賢い彼が知らない訳はないのだが、至って真剣な面持ちだった。
「少しはね」
嫌味を含んでいたのだが、額面通りに捉えた利音が嬉しそうに笑う。
現に注文の品を運んできてくれる店員は、一様に二度見してゆく。
4人用の席が空いていなかったのか折角広いテーブルに案内されたのに、3人が一列に並んで座っているのだ。
分かれて着席すれば広々と使用出来るのに、それを好んで放棄しているようなものだった。
3人で食事に行けば必ず、誰が自分の隣りになるかでひと悶着ある。
最終的にはこの間座らなかった人間に落ち着くのだが、少し広い席に通された時は必ず自分を挟んでの並びとなる。
兄弟揃ってまた何か画策しているのではないかと最初の頃は用心していたものだが、どうやらそんな事もない。
本当に純粋に、ただ自分の隣りにいたいだけ。
だから本当に、分からなくなる。
「真理愛。少しは疲れとれた?」
それでもどうにか本日のお勧めケーキを食べ終えれば、利音がそっと尋ねてくる。
いくらなんでもそんな即効性はないと思うし、賢い彼が知らない訳はないのだが、至って真剣な面持ちだった。
「少しはね」
嫌味を含んでいたのだが、額面通りに捉えた利音が嬉しそうに笑う。

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