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Love triangle +1
第4章 背徳の戯れ
「昨夜は礼音とずっと一緒だっただろ。今日は俺の番」
引き下がらない利音に、真理愛はどうしたものかと思い悩む。
普段は大体人当たりの良い彼だが、一旦へそを曲げるとなかなかに面倒になる。
兄が絡んでるとなると、増々事態はそう簡単にはいかない。
厄介な展開になる事は火を見るよりも明らかだった。
「今日は夜から予定があるの」
あまり言いたくはなかったが、真理愛は仕方なしに白状する。
「泊まりだから、無理」
何か悪い事を告白している訳ではないのだが、小声となってしまう。
俯き加減となった真理愛に利音は一瞬言葉を失い、それから大仰に溜め息を漏らした。
「彼氏かあ」
網の上で炭になりつつあった肉をトングで摘み、邪魔だと言わんばかりに取り皿に放り投げる。
「なら、仕方ないか」
心からそう思ってはいないのがありあり分かる体でありながら、利音は一応の納得をみせる。
「あーあ。昨日の飲み会断れば良かったなあ。2週間振りの真理愛とのお泊りだったのに。結局いい思いしたのは礼音と彼氏だけか」
仕方ないと言いながらもいくつもの小さな針を突き刺してくる利音に、真理愛はいよいよ下を向いてしまう。
引き下がらない利音に、真理愛はどうしたものかと思い悩む。
普段は大体人当たりの良い彼だが、一旦へそを曲げるとなかなかに面倒になる。
兄が絡んでるとなると、増々事態はそう簡単にはいかない。
厄介な展開になる事は火を見るよりも明らかだった。
「今日は夜から予定があるの」
あまり言いたくはなかったが、真理愛は仕方なしに白状する。
「泊まりだから、無理」
何か悪い事を告白している訳ではないのだが、小声となってしまう。
俯き加減となった真理愛に利音は一瞬言葉を失い、それから大仰に溜め息を漏らした。
「彼氏かあ」
網の上で炭になりつつあった肉をトングで摘み、邪魔だと言わんばかりに取り皿に放り投げる。
「なら、仕方ないか」
心からそう思ってはいないのがありあり分かる体でありながら、利音は一応の納得をみせる。
「あーあ。昨日の飲み会断れば良かったなあ。2週間振りの真理愛とのお泊りだったのに。結局いい思いしたのは礼音と彼氏だけか」
仕方ないと言いながらもいくつもの小さな針を突き刺してくる利音に、真理愛はいよいよ下を向いてしまう。

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