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Love triangle +1
第4章 背徳の戯れ
「理由がどうあれ、昨夜来られなかったのはお前の都合だ。真理愛に当たるな。今日は大人しく諦めろ」
「友達との約束ドタキャンさせた奴が偉そうに説教すんなよ」

それまで黙って聞いていた礼音の窘めに、利音は面白くなさそうに吐き捨てる。

「真理愛を独り占め出来た奴はいいかもしれないけど、俺は全然足りないんだよ」
「それでも昨日俺がドタキャンさせたお陰で、短い時間とはいえこうして真理愛と一緒にいられてる。それがなければ来週まで3週間は会えないとこだったんだ。責めるどころか感謝して欲しいくらいだ」

兄に言い負かされた利音は、忌々し気に小さな舌打ちをする。
自分を蚊帳の外に追いやって好き勝言い合っている二人には、怒りよりも最早諦めしかない。
真理愛は面倒臭くなり、双子に投げ遣りに提案した。

「二人で行って来たら?ドライブとカフェ」
「真理愛、それ本気で言ってる?」
「一人で行った方がよっぽどマシだ」
「気が合うな」

最初から答えは分かっていたが、お互いいがみ合って瞬息で終了だった。
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