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ヒミツの指導は密室で
第2章 狂い始めた歯車
「ここ、前と同じところ間違えてる」
先生の指が答案を指し示す。
「結菜ちゃんは少しケアレスミスが多いな…ほら、図解するからよく見てて」
先生の身体がぐっと近づく。身を乗り出してノートに書き込みをするから、必然的に密着する形になる。
右手で解説を書き込む先生の左手が私の背中に触れる。そのまま、何度か擦られた気がした。
ぱちんっ
「ひゃっ…!」
ブラのホックが突然外れ、私は思わず声を上げてしまった。
「どうかした?」
先生は解説を続けながらも背中から手を離すことはない。
「な…んでもありません。すみませんでした…」
先生はブラが外れたことを気づいていないのかもしれない。きっと偶然だったんだ。
心の中で言い聞かせる私に、いつもの優しい笑顔で先生は言う。
「うん、集中して。今度はその下の例題を解いてみようか」
今は授業中だ。ちゃんとしないと。そう思うものの、先生に触れられている感覚が頭から離れない。
先生の手はゆっくり、ゆっくりと時間をかけて身体の脇に移動していく。
私の身体を抱きよせるかのように支える指先が時折、カップの浮いてしまった胸の横あたりに当たっている気もする。
「…っ…!」
わざとなのかそうでないのか判断できない絶妙なタッチに、どうしても意識がいって仕方がない。

どれだけ時間が経っただろうか。
「結菜ちゃん、もういいよ。そこまで」
先生の声にはっとする。
「結菜ちゃん、こんな例題にどれだけ時間かかってるの。今日全然集中できてないよ」
いつも優しい先生の初めて見る険しい表情に、さあっと血の気が引いた気がした。
「すみません、私…」
「はあ…今日は教科書レベルから見直そう。――なに、これ」

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