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BLUE ROOM
第4章 (2話)第2ステージ Aパターン ハケ水車編
 プツン。
 何かが切れた。
 瞬間、青絵の心と体を到底処理しきれない情報量の多幸感と快感が支配した。
 毛先の一粒から脳細胞の一片に至るまで、淫欲に塗れた多幸感がドロドロに染み渡った。
「・・・・・・ッ!? ・・・・・・ッ!? ・・・・・・ッ!?」
 青絵はバグを起こしたゲームキャラのような挙動でもってイキ果てた。
 これまでで最大の快感絶頂。
 白目を剥き、口から泡を吹き、呂律の回らぬ口で言葉にならぬ叫び声を上げながら、彼女史上最高の悦楽に狂喜した。
 理性も羞恥心も屈辱感も、ありとあらゆる枷と柵(しがらみ)からも解放されて、彼女は一心不乱の快楽に没頭した。
 ドロドロになった青絵が余韻に浸るのを置いて、一足先にハケ水車が活動を停止した。
 そして相変わらず青絵の内情に無関心なアナウンスが流された。
「計5度の絶頂を確認しました。
 当部屋の課題クリアを確認しました。
 速やかに次の部屋を選択・進行してください。」
 青絵本人は完全に失神していたが、アナウンスの命令を受けて身体が勝手に動き出した時の振動で目を覚ました。
 しかし気絶するほどの絶頂の余韻が多分に残っている状態で強制的に歩かせられて、その微妙な振動すらも刺激となって彼女は小刻みにイクことになった。
 ブピョッ! ブピュッ!
 時折秘所から体液の塊を吐き捨てながら、彼女は次の部屋に続く扉の前へ到達した。
 生まれたての小鹿のように膝がガクガクと震えている。
 大雨に遭遇したように全身はびしょ濡れ。
 蜜壺は風呂を逆さまにしたような有様で。
 青絵は朦朧とする意識の中、次に進む部屋を選んだ。

右の扉(馬のマーク)を選ぶ。→『(4話)第3ステージ Aパターン ロデオ編』へ進む。
左の扉(座布団のマーク)を選ぶ。→『(5話)第3ステージ Bパターン 対面座位編』へ進む。
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