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落城
第7章 敗北
「志乃殿、見事であった。最初の勝負は志乃殿の勝ち。次は拙者との勝負ですな」
章介が立ち上がった。
「お願いです。少し休ませてください」
ぐったりと床に寝転がったまま志乃は言った。
「よいですが、その間に蝋燭の炎が消えてしまいますぞ」
章介に言われ、志乃は蝋燭に目をやった。もう半分くらいになっている。
志乃は頭を振りながら重そうに身体を起こした。
「結構、それでこそ志乃殿。では拙者も支度をしましょう」
章介は袴、着物と順番に脱ぐと、褌も外し全裸になった。
「ほう。旦那、見事なもんですね」
悪太郎が歓声を上げた。
男盛りの筋肉質の肉体。その股間に巨大な肉棒がそそり立っていた。明らかに悪太郎のものより太くて長い。エラの張り出しも大きく、随喜丸と同じかそれ以上ありそうだった。しかも、研ぎ澄まされた日本刀のように見事な反りを見せ、色もどす黒く、まさに肉の凶器と言っていいような凄みがある。
「志乃殿、我が宝刀は、いかがですかな」
章介は、志乃に見せつけるように腰を反り、肉棒を突き出した。飢えた獣のように尖端の口から卑猥な粘液を滴らせている。
あまりのおぞましさに志乃は見るに耐えず顔を伏せた。
「ハハハ。そんなに嫌わなくてもよいではありませんか。ちゃんと見てくだされ。これからこれがあなたの鞘に納まるのですから」
章介が、からかうように言うと、志乃は目を硬くつぶり、眉を顰めた。
「体位はどうされますか。拙者が上になりますか。それとも志乃殿が上になりますか。お望みなら、後ろから挿入して差し上げてもよろしいが。クックックッ」
「佐々木殿、お願いです。今のように口でやってはだめでしょうか。私には夫がおります。夫を裏切るようなことはしたくないのです」
「殊勝な心掛けですが駄目です。それでは8年間、辛酸をなめた拙者の気持ちが収まらない」
「では、少なくとも最後果てるときは、身体の外に出していただけないでしょうか。この通りです」
志乃は、床に着くほど低く頭を下げた。
章介が立ち上がった。
「お願いです。少し休ませてください」
ぐったりと床に寝転がったまま志乃は言った。
「よいですが、その間に蝋燭の炎が消えてしまいますぞ」
章介に言われ、志乃は蝋燭に目をやった。もう半分くらいになっている。
志乃は頭を振りながら重そうに身体を起こした。
「結構、それでこそ志乃殿。では拙者も支度をしましょう」
章介は袴、着物と順番に脱ぐと、褌も外し全裸になった。
「ほう。旦那、見事なもんですね」
悪太郎が歓声を上げた。
男盛りの筋肉質の肉体。その股間に巨大な肉棒がそそり立っていた。明らかに悪太郎のものより太くて長い。エラの張り出しも大きく、随喜丸と同じかそれ以上ありそうだった。しかも、研ぎ澄まされた日本刀のように見事な反りを見せ、色もどす黒く、まさに肉の凶器と言っていいような凄みがある。
「志乃殿、我が宝刀は、いかがですかな」
章介は、志乃に見せつけるように腰を反り、肉棒を突き出した。飢えた獣のように尖端の口から卑猥な粘液を滴らせている。
あまりのおぞましさに志乃は見るに耐えず顔を伏せた。
「ハハハ。そんなに嫌わなくてもよいではありませんか。ちゃんと見てくだされ。これからこれがあなたの鞘に納まるのですから」
章介が、からかうように言うと、志乃は目を硬くつぶり、眉を顰めた。
「体位はどうされますか。拙者が上になりますか。それとも志乃殿が上になりますか。お望みなら、後ろから挿入して差し上げてもよろしいが。クックックッ」
「佐々木殿、お願いです。今のように口でやってはだめでしょうか。私には夫がおります。夫を裏切るようなことはしたくないのです」
「殊勝な心掛けですが駄目です。それでは8年間、辛酸をなめた拙者の気持ちが収まらない」
「では、少なくとも最後果てるときは、身体の外に出していただけないでしょうか。この通りです」
志乃は、床に着くほど低く頭を下げた。