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落城
第9章 エピローグ~夫の前で☓☓☓
「志乃、このままもう一度やろう。もっと清七郎に見せつけてやるんだ」
章介は、志乃を仰向けに寝かすと、休む間もなく肉棒を挿入してきた。カリ首が肉襞を擦り上げる。志乃のまだ冷め切っていない身体が再び絶頂へと向かっていく。
どうしようもなく気持ちいい。まだ一日も経っていないのに身体が章介に慣れてしまったようだ。それが志乃には悲しかった。
清七郎はがっくりと首をうなだれたまま動かない。その姿を見て志乃は、もし救われたとしても自分たちはもう元のような夫婦には戻れないと悟った。
3歳のとき7歳の清七郎と出会ってからの日々が走馬灯のように頭の中で回る。楽しいこともあれば、苦しいこともあった。嬉しいこともあれば、悲しいこともあった。今はその全てが懐かしい。
清七郎さん、志乃は、あなたと一緒に過ごすことができて幸せでした。ありがとう。そして、さようなら――。
志乃は心の中で清七郎に別れを告げると、涙を流しながら、「章介様、もっと突いて。もっと気持ちよくして」と叫んだ。
そして、長い足を章介の胴に巻き付け、激しく腰を突き上げた。
(了)
章介は、志乃を仰向けに寝かすと、休む間もなく肉棒を挿入してきた。カリ首が肉襞を擦り上げる。志乃のまだ冷め切っていない身体が再び絶頂へと向かっていく。
どうしようもなく気持ちいい。まだ一日も経っていないのに身体が章介に慣れてしまったようだ。それが志乃には悲しかった。
清七郎はがっくりと首をうなだれたまま動かない。その姿を見て志乃は、もし救われたとしても自分たちはもう元のような夫婦には戻れないと悟った。
3歳のとき7歳の清七郎と出会ってからの日々が走馬灯のように頭の中で回る。楽しいこともあれば、苦しいこともあった。嬉しいこともあれば、悲しいこともあった。今はその全てが懐かしい。
清七郎さん、志乃は、あなたと一緒に過ごすことができて幸せでした。ありがとう。そして、さようなら――。
志乃は心の中で清七郎に別れを告げると、涙を流しながら、「章介様、もっと突いて。もっと気持ちよくして」と叫んだ。
そして、長い足を章介の胴に巻き付け、激しく腰を突き上げた。
(了)