この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
父子の夜
第11章 繋がる赤い糸
 
鉄平は腕立て伏せの体勢を維持したまま、目だけを雄平へと向ける。雄平は苦しそうに顔を顰めて泣いている。
結局、このままでは苦痛が長く続くだけなのだ。

「雄平…父ちゃん、すぐにイクから…少し…動いていいか?」

雄平は小さく頷く。セックスの続行を決めたはいいが、雄平にはどうする事もできない。だから鉄平に身を任せるしかない。
雄平は鉄平の大胸筋に頭をくっつけて、背中にしがみついた。
まるで大木にぶら下がるナマケモノのような格好になる。

「雄平…いくぞ……?」

「う…うんっ……」

それ以上押し入る事はしない。まずは腰を引いて亀頭を出口へ向かわせる。慎重に行うべく、ゆっくり…ゆっくり…腰を引く。

「う…うわ…ああああああッ!!」

雄平は鉄平の背に腕を回したまま背を反らし叫んだ。その体がピクピク痙攣を起こす。

「ゆ…雄平!大丈夫か!?」

挿入するなら未だしも、抜く時にこんな大声をあげられるとは予想外の事で、鉄平は慌てて雄平の無事を確認した。

「はぁっ…はぁっ…だ…大丈夫だよ…とぉちゃっ……」

頭部を反らしていた雄平が顔を元の位置へと戻してくる。



/159ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ