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第12章 ひとりエッチ

　
「んっ…く…」

何か違う。
雄平はペニスから手を離し、紅潮した顔で暫し考える。
そして、何か思いついたのか、おもむろに半ズボンと白ブリーフを脱いでいった。

見つめる下半身には先っぽまでしっかり皮の被った包茎ペニスがピクピク揺れながら勃起している。
雄平はソレをスルーして股の間に手を忍ばせた。

「んっ…」

少し尻を持ち上げ、雄平は小さな指で自身のアナルを触る。
その瞬間、背筋にゾワゾワっと寒気が走り、浮かせた足がぷるぷる震えだす。
雄平は興奮を抑えられずにゴクリと息を呑むと、鼻息を荒く弾ませながら、アナルの窄まりに押し当てる指に力を込めた。

「んあっ！」

すんなりと指が収まるが、すぐに抜けてしまう。無理な体勢もあるが、指の長さも足りない。
雄平の視線は迷う事なくディルドに向かった。畳の上に置かれていたソレを手に取り、自身のアナルに押し当てた。

「んっ！んんっ！あ…あれ？？」

雄平は鉄平に指やディルド、そして巨根を突っ込まれた時の感覚が来る…と、ドキドキして押し当てたが全く入らない。