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父子の夜
第8章 少年、快楽を知る
「そうかそうか」
鉄平は雄平の頭をワシワシ撫でて隣に寝転んだ。
なんだか腹一杯な気分だった。
「…と…父ちゃんは?」
恥ずかしそうに鉄平を見る雄平。
いつも鉄平にしてあげていた行為があんなに気持ちイイものだったと、自身が体験して初めて知った。
「んあ?父ちゃんか?……んー…今日はいいや。今日は雄平のチンコしゃぶったので満足、満足」
「あ~美味かった」と囁き、ニカッと笑ったあと、逞しい腕を雄平の体にまわし優しく抱きしめた。
そして、数分後にはもう寝息をたて始めていた。
疲れていたのだろう、全裸のまま寝てしまっている。
雄平は、ぶっとい腕をすり抜けて体を起こすとトランクスだけでも鉄平に履かせた。
華奢で腕力もない雄平には結構大変で、丸太のような太腿に辿り着くまでに10分以上もの時間を費やしていた。
「はぁっ…はぁっ…もう…ちょっとだぁ……」
雄平はトランクスを引っ張って、汗だくになりながら鉄平のペニスをじっと見つめる。
極太で長根。立派な巨根だ。
眠っている今も、卑猥な夢でも見てるのかビンビンに勃起している。
雄平は喉をゴクリと鳴らした。