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因果応報
第5章 ヤレヤレな出張〜松本杏奈
取引先の社長さんをタクシーに乗せて、
少しグッタリした気持ちになっていると、
「ホテル、手配してあるから」と社長が言った。
まあ、用意が良いこと!
と思って、タクシーで名古屋駅に戻って、
駅上のホテルにチェックインすることになったけど、
まさかの「一部屋」で、同室だと言われてしまって、
おまけにいきなりハグしようとしてきたので、
反射的に軽く投げて腕を捻りあげてしまった。
これまでにも、「色々」危険な目にあったりしたから、
自衛が出来る程度の訓練はしていたし、
父親くらいの年齢の社長なら、
そんなことは普通に出来てしまった。
素手で武器も持ってない男性なら、
なんてことはない。
少し考えて、やっぱり龍太郎さんに電話をしてみたら、
「ああ。
龍から聴いたよ。
今、どこ?
判った。
フロントに言っておくから、
すぐに部屋を出てフロントに降りなさい」と、
低くて落ちた声で言われてホッとした。
そして、お部屋の手配、出来たので、
翌朝も自分のペースで帰りますねと社長に伝えて、
バッグを拾って部屋を出た。
エレベーターに乗った時、
自分が少し震えていることに気づいて笑ってしまった。
ちょっとだけ怖かったのかな?
それとも、龍太郎さんの声で、
安心したのかな?
少しグッタリした気持ちになっていると、
「ホテル、手配してあるから」と社長が言った。
まあ、用意が良いこと!
と思って、タクシーで名古屋駅に戻って、
駅上のホテルにチェックインすることになったけど、
まさかの「一部屋」で、同室だと言われてしまって、
おまけにいきなりハグしようとしてきたので、
反射的に軽く投げて腕を捻りあげてしまった。
これまでにも、「色々」危険な目にあったりしたから、
自衛が出来る程度の訓練はしていたし、
父親くらいの年齢の社長なら、
そんなことは普通に出来てしまった。
素手で武器も持ってない男性なら、
なんてことはない。
少し考えて、やっぱり龍太郎さんに電話をしてみたら、
「ああ。
龍から聴いたよ。
今、どこ?
判った。
フロントに言っておくから、
すぐに部屋を出てフロントに降りなさい」と、
低くて落ちた声で言われてホッとした。
そして、お部屋の手配、出来たので、
翌朝も自分のペースで帰りますねと社長に伝えて、
バッグを拾って部屋を出た。
エレベーターに乗った時、
自分が少し震えていることに気づいて笑ってしまった。
ちょっとだけ怖かったのかな?
それとも、龍太郎さんの声で、
安心したのかな?

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