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Call Girl
第4章  Call 4
(6)1年後
月日は流れて季節は暖かな春を迎えていた。
毎年桜の開花も早くなってゆくように感じた。

伊藤がシアトルから戻ってから5か月余りが経っていた。
二人は一緒に住めるマンションに引っ越していた。

やはり、学芸大学周辺が良さそうだと思い、学大からそう遠くない場所にマンションを借りたのだ。

佳穂が飼っている2匹の猫も一緒である。
部屋は3LDKだった。

20畳のリビングに10畳程のキッチン、10畳程の書斎にベッドルームが一部屋。
リビングには大きなテレビと白いL字のソファーにローテブルが並ぶ。

部屋は南向きで日当たりが良く2匹の猫達はいつも窓辺で日向ぼっこをしていた。
この日、二人は婚姻届けにサインをしていた。

この後、役所に行き婚姻届けを出すことになっている。
二人は結婚式を挙げないことにしていた。

その代わり、友人、知人を呼び写真館で結婚写真を撮ることにしたのだ。
二人は目黒区役所に行き婚姻届けを出した。

これで、晴れて夫婦になった。
これから結婚写真を撮るために写真館に行くことになった。

写真館は駅前からちょっと離れたところにあった。
二人が写真館に着くと数人の伊藤の友人、知人、そして藤堂が来ていた。

「結婚、おめでとう!!」

そう皆から声を掛けられ大きな花束を渡された。

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