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Call Girl
第1章  Call 1
(7)セックス
佳穂はシャワールームに入ると念入りに身体中をくまなくボディーソープで洗った。
両腕、脇の下、腹部、陰部、太もも、ふくらはぎ、足の先までを泡を使って洗った。

それはまるで新しい貢物を差し出すかのような行いだった。
そう、これは高橋への貢物なのだ…そう思っていた。

佳穂は高橋の事を悪くは思っていなかった。
だた、既婚者だから信じられないというところがあったのだ。

告白されたことも嬉しかった。
でも、自分にはそれに応える事ができないと思っていた。

客に恋などしていたらこの商売はやっていけないと思っていた。
しかし、心の隅では高橋とセックスができる喜びも感じていたのだ。

身体中をくまなく洗い終わるとシャワールームからバスタオルを胸に巻き出てきた。
その身体はとても華奢で触ったら今にも壊れそうだった。

部屋に戻ると高橋がタバコをくゆらせながらバスローブに着替えてソファーに座り待っていた。

佳穂はベッドに腰かけた。
高橋はタバコの火を消してベッドの横に来て座った。

佳穂の顔をグイっと自分の方に向かせてキスをしてきた。
そのキスは舌と舌が縺れ合うディープキスだった。

高橋の舌が何度も何度も佳穂の口の中を出たり入ったりしている。
佳穂のキスをしている口角から唾液が滴り落ちている。

手は佳穂の少し小ぶりだが張りのある乳房へと伸ばされた。
その乳房をわし掴みにするとそれを揉み解してゆく。


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