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Call Girl
第1章 Call 1
佳穂は高橋にこう言った。
「先にシャワー浴びていいですか?」
そう言うと高橋は佳穂の傍に来て身体を抱きしめてきた。
高橋は佳穂の髪から香るシャンプーの香りを感じていた。
その香りはとてもフルーツの様な甘い香りがしていた。
二人の目が合う。
佳穂は目を瞑った。
お互い引き寄せ合うように唇を重ねていった。
貪るように二人はキスを繰り返してゆく。
お互い興奮するのを抑える事が出来ない状態になっていった。
キスをする時のチュパチュパという音が部屋に響いている。
佳穂はいきなり顔を高橋から離してキスをやめた。
そして微笑みながらこう言った。
「先にシャワー浴びていいでしょ?」
高橋はコクリと頷いて身体から離れた。
佳穂はシャワールームへと消えていった。
ひとり残された高橋は深くため息を付いてソファーに腰かけた。