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第2章 始まり

女性は、ポケットからハンカチを取り出した。
「これで全部よ」
「そんなこと無いでしょ」
「確認させてもらいます」
少年は、女性のポケットに手を入れようとすると
「なにをするの？」
女性は、少年の手をひねり上がる
「イティー　何するだよ」
「それは、こっちのセリフよ　」
「ポケットの中が本当に何も無いか確認するだけですよ。」
「仕方ないなあ」
少年は、スマホの動画を女性にちらつかせる
女性は画像を見て呆然とする　・・・・・・・
「確認するから、動くなよ」
少年は、再び女性のポケットに手を入れる
「まだあるじゃないですか？」
「何かなあ？」
少年は、ポケットから口紅を取り出し
「この口紅は、何かなあ！」
「あ・あ　あ　それは⤵️」
「嘘ついて、誤魔化そとしたらいけないよ」
「さあ、これはなに」
女性は、・・・・・・
「画像にある通りあなたが万引きした商品ですよね」
女性は、あきらめ頷く。
「ここで立ち話のあれなので、あなたの車にいかませんか？」
え　え・・・・
「さあ、案内して」
女性の案内で少年は、車に向かう。
女性は運転席、少年は後部座に座った。
「とりあえず、名前教えよ」
「どうしてそんなこと言わなければいけないの？」
「万引きしといて、よく言うよ」
女性は沈黙した。