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低気圧ガール
第1章 低気圧ガール
いつも強気で、周りに男子を家来みたいに従えてるくせに、
誰とも浮いた話は出てこない彼女には、
歳上のオトコが居るらしいと、もっぱらの噂になっていた。


でも、今、僕の目の前にいる彼女は、
小さくて、弱々しくて、
小動物のように少し怯えているように見えて、
そのくせ、濡れたような大きな瞳とぷっくらした唇は物凄く魅力的だった。


だから、抵抗出来るはずもなくて、
僕はそのまま、覆い被さるように重なって、
夢中でキスをした。



少し開いた柔らかい唇から舌を入れると、
遠慮がちな感じの小さな舌があった。
絡めてみてから、口の中を探るように舌を動かす。


「…て…」

彼女が何かを言っているのに気付く。


「やめて」と言っていた。


でも、昂まった気持ちと股間は、
そう簡単には収まるハズはない。


僕は車を出して、インターの近くにあるラブホの駐車場に入ると、
当たり前のような顔で、

「雨で服、濡れてるでしょ?
乾かさないと、風邪、ひくよ」と言うと、
念の為、後部座席の二人のバッグを手にして、
助手席のドアを開けた。

こんな薄暗い駐車場で、
車上荒らしなんかには会いたくないし。


少し考え込むような素振りを見せてから、
彼女はゆっくり、車から降りた。

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