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ex-girlfriend
第4章 彼女の結婚
「そうだったんだ。
辛かったね。
てっきり、離婚した後、
面会だけは認められてるんだと思ってた。
知らなくてごめん」と言いながら、
僕は相変わらず泣いていた。
「肝心なことを聴いてなくて、
大事な時に一緒に居れなくて、
本当に役立たずだよな。
ごめん。
だったら、これからは一緒に居れるのかな?
あ。
でも、この前、仕事辞めちゃったから、
今、無職で、
それじゃあ、美穂ちゃんのお母さんが認めてくれないかな?」と言うと、
彼女は首を振って囁いた。
「もう寝ましょう?
このままじゃ、朝になっちゃうから」
僕はそっと額にキスをして、
「おやすみ。
明日、起きたら、プロポーズして良いかな?
美穂ちゃん、愛してる。
心から…」
と言った。
「私も…愛してます」
と頬にキスをしてくれて、
僕の腕の中で小さく丸まって小さい寝息を立てた。
明日、プロポーズして、
指輪を買いに行って、
美穂ちゃんのお母さんに挨拶に行こう。
僕はそう思いながら、
不覚にも深い眠りについてしまった。
そして、目が覚めたら彼女は居なくなっていた。
辛かったね。
てっきり、離婚した後、
面会だけは認められてるんだと思ってた。
知らなくてごめん」と言いながら、
僕は相変わらず泣いていた。
「肝心なことを聴いてなくて、
大事な時に一緒に居れなくて、
本当に役立たずだよな。
ごめん。
だったら、これからは一緒に居れるのかな?
あ。
でも、この前、仕事辞めちゃったから、
今、無職で、
それじゃあ、美穂ちゃんのお母さんが認めてくれないかな?」と言うと、
彼女は首を振って囁いた。
「もう寝ましょう?
このままじゃ、朝になっちゃうから」
僕はそっと額にキスをして、
「おやすみ。
明日、起きたら、プロポーズして良いかな?
美穂ちゃん、愛してる。
心から…」
と言った。
「私も…愛してます」
と頬にキスをしてくれて、
僕の腕の中で小さく丸まって小さい寝息を立てた。
明日、プロポーズして、
指輪を買いに行って、
美穂ちゃんのお母さんに挨拶に行こう。
僕はそう思いながら、
不覚にも深い眠りについてしまった。
そして、目が覚めたら彼女は居なくなっていた。