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第6章 彼女との結婚〜家族になる

「洗ってあげる」と言うと、
恥ずかしそうな顔をする。

そして、僕のことを真剣な顔で洗ってくれてるのを観てると、
なんだかずっと一緒に居たような気持ちになる。


ゆっくりとバスタブに二人で浸かりながら、
いつも細かいことをしたり、
パソコンのタイピングで疲れちゃってる手をマッサージしてあげると、
痛がったり、気持ち良いと言って、
色々な表情を浮かべて、
時々、ドキっとさせるような声を出すので、
ちょっと興奮しちゃったりする。


そんな彼女を後ろから抱き締めて、
首筋や耳にキスをしてると、
すっかりその気になったりして、
でも、やっぱりベッドで愛し合いたいと考えて自制してみた。


そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、
彼女は首を回してキスをしてくれるから、
すっかりクラクラしてしまって、
慌てて、
「出ようか？」と立ちあがろうとして、
ザブンとお湯が波だってしまって、
彼女は子供みたいに楽しそうに笑った。