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ex-girlfriend
第6章 彼女との結婚〜家族になる

「大丈夫だった?
知らなかったから、セックスしちゃったよ。
お腹、痛くない?」
と慌てて言うと、
「ホントはコンドーム使った方が良いんですって」と、
サラリと言うから、
僕は更に混乱してしまう。
「妊娠って…。
あの時だよね?
美穂ちゃんが居なくなった時の。
それなのに、なんで何も言わないで居なくなったの?」
「ん…。
一か八かと思ったし…」
「一か八か?」
「一夜の関係で授かるなら運命的でしょ?
家族が欲しかったし…」
「だから、結婚しようって言ったじゃん」
「ヒトって変わることがあるから…。
また、捨てられちゃったりしたら、
立ち直れないと思って。
でも、自分の子供だけは、
絶対にずっと自分の家族でしょ?」
「僕は美穂ちゃんのこと、
捨てたりしないよ。
ずっと好きだったのに。
子供だって、
美穂ちゃんだけの子供じゃなくて、
僕達の子供でしょ?」
「望まれて結婚したのに、
簡単に追い出されたんだよ。
子供も盗られて。
あんなの、絶対に嫌」
「だから、本当に僕は、
美穂ちゃんのこと、愛してる。
どんなことがあっても、
一緒に居たいから」
「うん。
判ったから。
こうやって、飛んできてくれた。
小林くんと一緒に居ると、
心から安心出来るし…。
でも…」
「でも、なに?」
「安心し過ぎて、グータラしちゃいそう」
「良いよ。
いくらでもグータラして?
でも…」
「でも、なあに?」
「そろそろ、下の名前で呼んで欲しいんだけど。
ずっと苗字だからね?」
彼女は僕の胸に顔を埋めてから、
小さい声で名前を呼んでくれて、
くすぐったい気持ちになる。
そして、
「ちょっとお腹空いたけど、
今夜はこのまま、ゆっくり寝ちゃっても良い?」と言うので、
二人で丸まるようにのんびり眠った。
知らなかったから、セックスしちゃったよ。
お腹、痛くない?」
と慌てて言うと、
「ホントはコンドーム使った方が良いんですって」と、
サラリと言うから、
僕は更に混乱してしまう。
「妊娠って…。
あの時だよね?
美穂ちゃんが居なくなった時の。
それなのに、なんで何も言わないで居なくなったの?」
「ん…。
一か八かと思ったし…」
「一か八か?」
「一夜の関係で授かるなら運命的でしょ?
家族が欲しかったし…」
「だから、結婚しようって言ったじゃん」
「ヒトって変わることがあるから…。
また、捨てられちゃったりしたら、
立ち直れないと思って。
でも、自分の子供だけは、
絶対にずっと自分の家族でしょ?」
「僕は美穂ちゃんのこと、
捨てたりしないよ。
ずっと好きだったのに。
子供だって、
美穂ちゃんだけの子供じゃなくて、
僕達の子供でしょ?」
「望まれて結婚したのに、
簡単に追い出されたんだよ。
子供も盗られて。
あんなの、絶対に嫌」
「だから、本当に僕は、
美穂ちゃんのこと、愛してる。
どんなことがあっても、
一緒に居たいから」
「うん。
判ったから。
こうやって、飛んできてくれた。
小林くんと一緒に居ると、
心から安心出来るし…。
でも…」
「でも、なに?」
「安心し過ぎて、グータラしちゃいそう」
「良いよ。
いくらでもグータラして?
でも…」
「でも、なあに?」
「そろそろ、下の名前で呼んで欲しいんだけど。
ずっと苗字だからね?」
彼女は僕の胸に顔を埋めてから、
小さい声で名前を呼んでくれて、
くすぐったい気持ちになる。
そして、
「ちょっとお腹空いたけど、
今夜はこのまま、ゆっくり寝ちゃっても良い?」と言うので、
二人で丸まるようにのんびり眠った。

