この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ex-girlfriend
第6章 彼女との結婚〜家族になる

台南で連れて行って貰った豆花屋さんの支店らしきお店に行ったり、
乾物屋の並ぶ老街の外れにある屋台だけど物凄くヒトが並んでいる豚まん屋さんに行ったりもした。
何処に行っても彼女となら楽しくて、
周りの人達も楽しそうにしてしまう彼女に惚れ直してしまう。
そして、毎晩、夕食の後になると、
ホテルの近くの小さいお茶屋さんに行って、
試飲しながらお喋りをするのも面白かった。
そこのお店は結構有名店のようで、
観光客もひっきりなしに来るようだったけど、
彼女はまるで自分の家のようにニコニコしながら一番奥に入って行って、
ソファと大きくて立派な木で出来たお茶用のテーブルのある処に座って、
店主らしき女性とお菓子やナッツを摘みながら、
色々なお茶を飲んでいた。
日本語も話せる店主の女性は、
日本語と台湾語を半々くらいで話をしてくれる。
遅い時間になると、
店主のご主人も加わって、
文学の話やらお茶のこと、
茶室のことから日本と台湾の観光地のことなんかを、
のんびり話をした。
「美穂ちゃんは、いつまでも学生みたいね?」と言って笑う。
台湾好きな彼女のお母さんと、
二人で何度も訪れていたそうで、
店主の亡くなったお母様にも可愛がって貰っていたと、
古い写真も見せて貰った。
少しセピア色になった写真の中の美穂ちゃんは、
小さくて可愛かった。
帰国する前夜に、
高山茶というのをいくつか選んで買って、
茶梅やお菓子や乾燥した椎茸やら野菜のチップスみたいなのをたくさん持たされた。
「次は赤ちゃん、連れて来てね?」という店主に、
「日本にも遊びに来て?」と言って、
名残惜しそうにハグして店を後にした。
乾物屋の並ぶ老街の外れにある屋台だけど物凄くヒトが並んでいる豚まん屋さんに行ったりもした。
何処に行っても彼女となら楽しくて、
周りの人達も楽しそうにしてしまう彼女に惚れ直してしまう。
そして、毎晩、夕食の後になると、
ホテルの近くの小さいお茶屋さんに行って、
試飲しながらお喋りをするのも面白かった。
そこのお店は結構有名店のようで、
観光客もひっきりなしに来るようだったけど、
彼女はまるで自分の家のようにニコニコしながら一番奥に入って行って、
ソファと大きくて立派な木で出来たお茶用のテーブルのある処に座って、
店主らしき女性とお菓子やナッツを摘みながら、
色々なお茶を飲んでいた。
日本語も話せる店主の女性は、
日本語と台湾語を半々くらいで話をしてくれる。
遅い時間になると、
店主のご主人も加わって、
文学の話やらお茶のこと、
茶室のことから日本と台湾の観光地のことなんかを、
のんびり話をした。
「美穂ちゃんは、いつまでも学生みたいね?」と言って笑う。
台湾好きな彼女のお母さんと、
二人で何度も訪れていたそうで、
店主の亡くなったお母様にも可愛がって貰っていたと、
古い写真も見せて貰った。
少しセピア色になった写真の中の美穂ちゃんは、
小さくて可愛かった。
帰国する前夜に、
高山茶というのをいくつか選んで買って、
茶梅やお菓子や乾燥した椎茸やら野菜のチップスみたいなのをたくさん持たされた。
「次は赤ちゃん、連れて来てね?」という店主に、
「日本にも遊びに来て?」と言って、
名残惜しそうにハグして店を後にした。

