この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
嘘つきは恋の始まり
第4章 き
「野口さんのバカバカバカ!!!」
「口動かしてないで、手動かして!」
「朝、着替えに家に送ってくれるって言ったじゃない!うそつき!」
「うそつきって・・・二人して寝坊したんだからしょうがないでしょ。
ほんとに時間ないから。チコちゃん、洋服は諦めて!」

昨日8時に寝たはずなのに。
二人で起きたら8時だった・・・・

昨日の今日で同じ洋服で行ったら何を言われるかわからないじゃない!

「それとも遅刻する?俺は行くよ。今日は朝一で会議があるんだ」

あ~~~~~・・・・
会議・・・・
思い出した。午後一の会議の資料20部を午前中に作らなきゃいけないんだ。
遅刻できないじゃん・・・・

「一緒に行きます・・・・」
「じゃぁ、早く!あと3分で出るよ!」

ブラウスは昨日のうちに野口さんが洗濯してくれたらしい。

お風呂に入っているあいだにコンビニで
クレンジングと化粧水のセットと・・・・なんと、下着!とストッキング!
を買ってきてくれた。

女の子を泊まらせるの、慣れてるのね・・・

でも、きちんとハンガーにかけてくれてたスカートもシワはない。
「昨日と同じ服」ってことを除けば不快なことはない・・・


ただ、二人で駆け込んだエントランスを
大勢の社員が見ていて。昨日の噂に輪をかけて
噂になったのは言うまでもない。



/34ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ