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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第1章 今年の2月13日…と2月9日の話
後 前にSNSで話題になった
吸うやつと同じ会社の製品で
ここの会社のアイテムはどれも口コミが
なかなかに高評価だったから…
このキスハートにした…と言う理由
「っと、こんな事してる場合じゃないや
他のも、ラッピングしないと」
正直な所 ここまで揃えなくても
良かったんじゃないのか…って
不安だったりもする
それもこれもみんな
透真が前に
『偶にはさ、ののかの方から
アグレッシブに求められてみたいな…』
……等と
彼がのたまったのが原因だったりする
彼の指し示す所のアグレッシブさの
解釈が私がしようとしてる事と
果たして 合っているやらいないやら…
彼はジムに行ったら
その後はすぐにシャワーだろうから
Amazonの箱を可燃ごみの袋に
入れやすい様に細かくちぎりながら
ののかは考え事をしていて
これの充電は
ちょっとカモフラージュしといて
外からパッと見で
気が付かれない様にしておいた
まぁ この外観だと
そのままでも その類の
アイテムだとは これは
気が付かれなさそうな見た目をしてるけど
そう思いつつも隠してしまうのが
人間心理と言うやつなのだろう
包み終わったバレンタインデーの
プレゼントの方も
クローゼットにしまっておいて
部屋の中は 元の通りの
荷物が届く前の状態になった
「よし、これでバッチリ」
どうしようかなぁ 先にお風呂
済ませて置いてもいいって言われたけど
今から… お風呂に入ると
多分お風呂の途中で
透真が家に帰って来ちゃう様な気がする
「うーん、でも、
先に入って良いよって
透真言ってたしなぁ、入ろうかな?」