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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第8章 バレンタインナイト……*

「もぅ、透真のバカっ…えっ、あっ、
ちょっと、何?何するの?…んんっ」

グイっとののかの膝を持ち上げて来て
繋がっている部分が見える様に
角度を調整されてしまって

「自分で…、動ける?」

要するに彼は私が自分で腰を動かして
それを出し入れをするのを見たいと
そう言って来て居て

「動かし…にくい…から、っ
ちょっとだけ…、手伝って…くれるなら」

「手伝う?どうしたらいいの?」

スッとののかが透真の手を
取ると自分の太ももの所へ導いて

「ここ…の所、らへんで、支えててくれる?」

そう言って 自分の身体の後ろで
ののかが両手をついて
背中をぐいっと大きく反らせる

「んんっ…ふ、ぁ…ッん」

ググっと身体を反らせると
自分の中にある彼のペニスが
自分の腹側の壁を
グゥーっと押し上げて行くのを感じて

ブルブルとその部分から
湧き上がる快感に身体が震える

ゆったりとしたリズムで
自分の中にある彼のモノが
当たる位置を探る様にして腰を動かす

「…んっ、んっ、ふぅ、あっ…んッ」

こうして…自分で腰を動かして
自分の良い位置を探って
そこに当たる様に調整していると

自分が彼のソレを使って
ひとりでしてるんじゃないかって
そんな気にすらもなってしまって居て

「はぁ、あっ、透真…は?
もっと、激しくじゃないとっ、
んぅ、ぁあん、はぁ、ん
気持ちい…いく、なれない?」

「俺は…っ、こうして、
ののかが俺の為にそうして
くれているだけで、十分だし。
それに、視覚的にはかなり
ぐっと来る眺めだけど?」

ののかの足を支えて
体勢が崩れない様にしていた
手を外して立てていた足を降ろす様に
透真がののかに促して来て

「もっと、いつもみたいにさ
ののかが、楽に動ける方でいいよ」

そう言って指を絡め取って繋がれて
下からその手で透真に支えられて
その繋いだ手を支点として
自分を支えながら

クリトリスの所を彼の身体に
擦りつける様にして
自分の腰をクイッと前後にグラインドさせる

「んっ、あぁ、んぁ、
はぁああんっ、んっ、んんっ、
ふあ、ぁああん、んくぅ、あぁ」

「さっきよりも、こっちの方が
ののかも、気持ち良さそうだけど?」


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