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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第2章 バスルーム……*
「あっ、はぁ、
ぁああッん、あぁうん゛ん」

トンっと自分の背中に
壁が当たってののかがハッとする

グッと壁と透真の身体に挟まれて
身じろぎすらも難しい体勢になる

ズチュンッ…ズンッ…と
激しく奥をこれ以上に入らない場所を
ガンガンに突き上げられてしまって

その度に鋭すぎる快感に
悲鳴にもにた嬌声を上げる

気持ち…良すぎて…変になりそう…

「……んん゛っ、あぁああんっ、
あっ、あっ、やあ゛ぁああぁんっ」

「…ののかッ、…く…ぁ…」

透真の私の名前を呼ぶ声が
酷く切なそうに苦しそうに聞こえるから

ギュッと胸が締め付けられてしまって

「…ハァ、ののかッ…、
このまま…、出して…もいい?」

「んぁ、ぁあん、いいよ?出して…ッ」

ズチュン…ズンッズン
それまでの律動とは比べ物にならない位に

激しく腰を奥に打ち付けられてしまって

次々に押し寄せる快感が
ののかの全身を駆け抜けて行く

「あぁ、あっ、ああぁんぅ、
はぁ、はぁ、きゃあ゛あぁあんっ」

絶頂を迎えても
終わり切る前にまた昇りつめて行って

再び 押し上げられて行く

グンッと子宮口を付きあげられて

ギュウギュウと透真のペニスを
自分の中が締め上げてるのを感じる

目の前がチカチカとしてきて
頭の中も真っ白になって来る
息をしてるはずなのに

息が出来てないみたいな

快感と苦しさを同時に味わっていると

朦朧とした視界に
彼が何かを言ってるのが見えたけど

なんて…言ってるのか聞こえないよ…


その言葉は快楽しかない
私の頭の中まで届かないし

喘ぐ事しか出来なくて

比べ物にならない程に
大きな絶頂の波が来る予感に
ギュッと自分のつま先をしならせると

ガクガクと膝から全身が震えだす

「あっ、あ、あぁ、あっ、
あぁん、はぁ、んぁああぁああん゛んっ」

その大きな絶頂に
ののかが飲み込まれて行くのと
同時に自分の中にあった
中を押し広げていた質量が消えて

ズルンっと中から抜き去られた
透真のペニスの先端から
勢い良く白濁液が吐き出されて

自分の胸の所まで
飛んで来た白濁液の熱さに
思わず身体がビクンと跳ねてしまった

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