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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第2章 バスルーム……*
随分と長いお風呂になってしまった
ののかは寝室に先に戻ると
充電したままになっていた
その大人のオモチャの
充電のコードを抜いて
いつも自分が下着をしまっているタンスの
引き出しに入れていた赤い
ブラジャーを二つ折りにした中に
ケースに入ったままのそれを隠した
「と、とりあえず、ここなら…
大丈夫…だと思うんだけど、どうだろ?
木を隠すなら森の中…?とか言うしね。
赤いのと一緒に置いてたらこう、
ナチュラルに混じる…よね?きっと」
それから透真が浴室から出て来るまでに
慌てて髪を乾かして肌の手入れをして
冷蔵庫に冷やしている炭酸水の
封を開けた物を取り出して
コップに注ぐと 乾いた喉に流し込んだ
どの後は…何となく
ぎこちない感じになりながら
おやすみなさいの挨拶を交わして後も
ゴロゴロとしばらく寝にくくて
寝がえりを何度も打っている内に
いつの間にか眠りに落ちて行って居た
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