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雨宮さんちのバレンタインとホワイトデー
第6章 アダルトビデオ……*
天井から大きなスクリーンが降りて来て

「透真ッこの部屋って、
プロジェクタールームだったの?」

「スクリーンがあるだけじゃなくて、
観やすいようにベッドが
リクライニングするからさ」

「って、何見るの?何か借りるの?」

「いや、借りないって。
ののか、ここはどこよ?」

そう真顔で返事をされて

「ここは、ラブホテルでしょ?」

「だから、当然…見るよね?
レンタルできるタイトルもあるけど、
連動してるからさ、あっちのと
同じのがスクリーンで観れるんだよ」

「いや、私は…別に…観なくても…。
透真が、観たいんだったら…
大画面で観ててくれても」

ニコッと透真が笑顔になったので
それにつられてののかも笑顔になった

「俺は、AVが観たいんじゃなくて…。
ののかと、一緒に観たいの」

「じゃあ、何か借りて観ても
こんな、大きなスクリーンだし
映画…観てもいいんじゃ…」

「それなら家でも出来るじゃん。
こんな場じゃなかったらさ、
一緒に観ようって言ってさ、
ののか、一緒に観て
くれないんじゃないの?」

確かに彼の言う通りかも知れないと
そう妙に納得が付いてしまった
家で彼がそう言いだしても

よし 一緒にAV観よう
ってならない…もんね

「それは…、確かにそうかも…」

「とりあえず、そんな所で
立ってないでさ、隣来たら?」

リクライニングでソファの様になっている
ベットの上で透真が呼んで来て

「心配しなくても、
エアコンが効いてるからさ
シーツも乾いてるよ?それとも
あっちの使ってない方がいい?
ののか、こっちこっち、一緒に観よ」

「あのさ、透真。一緒にその、
観るとするじゃない、それから…は?」

「酒でも飲みながら観ようよ、ののか」


さっきえっちした ばっかりだけど
AVなんか観たりしたら…
ムラムラしちゃわないの…かな?

「うん、…分かった」

そう言って 隣にののかが座った
座ってくれたのはいいけど…

何? この微妙な距離感

間に誰か一人は入れる位の
距離を取ってののかが
透真の隣に座っていて

ベッドに備え付けてあった

クッションに自分の顔を押し付けている


これだと…まるで

ホラー映画でも観るみたいなんだけど?




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