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 牝猫のストッキング        アリス
第1章 『Alice』(アリス)

「ふうぅ…」

 投げては7回3被安打、無失点…

 打っては3打席連続ホームラン…

 ここまでの活躍をしたのは初めてだった。

「やべぇ…今夜はとても眠れそうにない」
 だが、帰り際にエージェントから忠告のメールが入っていた。

『I know you're excited, but there's another game tomorrow, so don't get carried away.…』
(興奮するのは分かるけど、明日もゲームがあるから羽目を外さないように…)

「くそっ、わかってるよ」
 だが、とてもとても眠れそうにはなかった。

 だが仕方がない、俺はプロなんだ…
 しかも何十億円も稼いでいる超一流のトッププロなんだ…

 万が一、この興奮に任せてやらかしてしまったら…
 全てがパァ…

 破滅だ…

 幸い今週はずっと地元、フランチャイズのゲームが続く…

 よし…

 今夜は『Alice』(アリス)を呼ぼう…

『Please, call Alice.』
(お願いだ、アリスを呼んでくれ)
 俺はエージェントにメールする。

 すると5分後…

『I have no choice, I will arrange it.』
(仕方がない、手配する)
 エージェントからメールが着た。

「よし、とりあえずこれで眠れそうだ」
 思わずそう呟きながら、自宅マンションへと帰路を急ぐ。


 活躍すればするほどに…

 有名になればなるほどに…

 金を稼げれば稼げるほどに…

 どんどんと自由が無くなってくる。

 俺は…

 俺は、自分の為にやっているのに、いや、始めたのに…

 どんどん自由が無くなってきていた。


 なにがファンの目だ…

 こんな夜くらい…

 クソ食らえだ…

 マンションに帰宅をし、急ぎシャワーを浴び、Budweiserを1本空けた頃…

 ガチャ…

 リビングの隅の…

 秘密の扉が開いた…

「ハイ…」
 そしてその扉から、8頭身のモデル並み、いや、そこいらのモデルやタレント以上の美女…

 『Alice』(アリス)が入ってきた…





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