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 牝猫のストッキング        アリス
第1章 『Alice』(アリス)

 ガチャ…

 リビングの隅の…

 秘密の扉が開いた…

 玄関では無い…

 秘密の扉…




 この扉は、隣の部屋と繫がっているのだ…

 そしてこの隣の部屋は、『Alice』との契約時に買わされたのだ…

 この億ションの部屋を…



「ハイ…」
 そしてその扉から、8頭身のモデル並み、いや、そこいらのモデルやタレント以上の美女…

 『Alice』(アリス)が入ってきた。


「ハイ、アリス、待ってたよ」

「うん…
 今夜は呼ばれるかなって思っていたわ…
 凄い活躍だったものね…」

「なんだアリス、観ていてくれたのか…」

「当たり前でしょう…
 クライアントのゲームは欠かさずチェックしているわよ」
 アリスはそう囁きながら、ソファーに座っている俺の隣に座り、カラダを寄せてくる。

 ブラウンのショートボブ…

 ややキツメな目…

 真っ赤な艶々のルージュ…

 シルクの黒いノースリーブのドレス…

 限りなく薄く、艶やかな光沢の黒ストッキング…

 黒ハイヒール…

 そして手脚がスラッと長く、巨乳過ぎず、完璧なボディー…

 そう…
『Alice』(アリス)は、超ハイレベルなトップアスリートにのみ対応する…

 国家レベル並みの、超シークレットなコールガールなのである。

 その組織は巨大で、かなり闇が深いらしいのだが…

 我々アスリートにはそんなことは分からないし、関係ないし、興味もない…

 ただ、トップアスリートにとって
『セックスコントロール』
 は、最重要課題であり…
 そのコントロールを失敗すると、瞬く間に競技成績に直結してしまうのだ。

 だから、エージェント契約事項の中にも、この『セックスコントロール』の縛り項目があり、それに従わなくてはならないのである…
 そして俺自身も、その重要さは身に染みて理解していた。

 それは一昨年シーズンの不振は、その契約事項を破り、欲望のままに、好き勝手に女を漁り…
 挙げ句、不振、故障、そしてスキャンダル等々、マスコミをかなり賑わし、そして自分の価値をかなり下げてしまったからである。

 そこで俺は、昨シーズンから心機一転、エージェントの云う事を聞き入れ…
『セックスコントロール』つまりは、この『Alice』(アリス)システムを受け入れたのだ。

 



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