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  バガテル第25番イ短調  (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
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  舞香ちゃんは話しを続けてきた…

「本当に大嫌いになっちゃったのね…
 でも…

 でもね…」

 すると舞香ちゃんは言い澱み、そして目が泳ぎ…

「だんだん怖くなってきてね…」

 泣きそうな顔になりながら…

「しろって…

 あ、うん、手でしろって…」

 そんな衝撃の事を話してきたんだ。

「えっ…」

「うん、手でしろってさぁ、無理矢理に…」

 させられたの…

「あ、いや、ま、舞香ちゃん」

 僕はそんな舞香ちゃんが可哀想になって、そしてそれ以上話させたくない想いもあって…
 キスをしていく。

「あ、ん…し、しゅん…」
 僕は彼女をキツく抱き締め、キスをしていく。

 もういいよ…

 そんな話しはもういいよ…

 僕は彼女の口を塞ぐ意味で、キスをしていく。

 そして…

 本当に舞香ちゃんが愛おしく感じてきていたんだ。

 あ…

 だけどまた再び舞香ちゃんの太腿が、僕の股間を…

 興奮し、パンパンに勃起して昂ぶっている股間をグリグリと押してきた。

「…あ、しゅんくん…キツそう…」

「え…」
 舞香ちゃんは唇を離してそう囁いてきた。

「い、痛いんだよね?」

「え?」

「こんなに固く、キツくなっちゃうと痛いんでしょう?」

「え?」

「だって、ジーパンがキツくて痛くなるって…」
 多分、そう先輩に教わったんだと思われた。

「あ…い、あ、や、う、うん…」

「だって…こんなに…」

 そして舞香ちゃんはそう囁きながら、僕の股間に手を触れてきて…

 ジー……

 なんと、ジーパンのチャックを下ろしてきたんだ…

「あ、えっ、ま、舞香ちゃん…」

「い、痛そうだから…

 そ、それに…

 しゅんくんのだったら…

 シてあげ…たいの…」


 そう囁いてきた…




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