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バガテル第25番イ短調 (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
178
僕はそんな舞香ちゃんの手の、指の感触に…
一触即発なくらいに昂ぶってしまっていたんだ。
それは、葵さんの突然の、失踪的な留学のショックに…
いや、昨日までは留学したなんて想像もできないでいたから…
この約10日間…
射精をして、いや、勃つことさえしていなかったし…
それに葵さんとの関係の日々は、ほぼ毎日の様に射精していたから…
すっかり溜まって、超敏感になっていた。
だからこの舞香ちゃんのぎこち無い、触れ方、握り方にも敏感に感じてしまっていたんだ…
「し、しゅんくん…
シてあげるね…
ううん、シてあげたいの…」
そう囁きながら…
根元を握り、動かしてきた。
「あ…う、うう…」
そして僕に覆い被さる様に、握った手をゆっくりと動かしながらキスをしてきたんだ。
「し、しゅん…」
「あ…うぅ…」
それはまた、葵さんにシて貰っていた手や指先の愛撫とはまた違う…
新鮮な快感といえた。
いや、久しぶりのせいかもしれない…
だけど僕は瞬く間に昂ぶるほどに疼き、感じてしまっていたんだ。
舞香ちゃんが唇を、舌先を吸ってくる…
そのキスの甘さに心が震え、蕩けそうになっていた…
だが…
僕は…
そんな舞香ちゃんの快感に震えながらも…
少しの違和感を感じていた。
違和感…
それは…
僕はそんな舞香ちゃんの手の、指の感触に…
一触即発なくらいに昂ぶってしまっていたんだ。
それは、葵さんの突然の、失踪的な留学のショックに…
いや、昨日までは留学したなんて想像もできないでいたから…
この約10日間…
射精をして、いや、勃つことさえしていなかったし…
それに葵さんとの関係の日々は、ほぼ毎日の様に射精していたから…
すっかり溜まって、超敏感になっていた。
だからこの舞香ちゃんのぎこち無い、触れ方、握り方にも敏感に感じてしまっていたんだ…
「し、しゅんくん…
シてあげるね…
ううん、シてあげたいの…」
そう囁きながら…
根元を握り、動かしてきた。
「あ…う、うう…」
そして僕に覆い被さる様に、握った手をゆっくりと動かしながらキスをしてきたんだ。
「し、しゅん…」
「あ…うぅ…」
それはまた、葵さんにシて貰っていた手や指先の愛撫とはまた違う…
新鮮な快感といえた。
いや、久しぶりのせいかもしれない…
だけど僕は瞬く間に昂ぶるほどに疼き、感じてしまっていたんだ。
舞香ちゃんが唇を、舌先を吸ってくる…
そのキスの甘さに心が震え、蕩けそうになっていた…
だが…
僕は…
そんな舞香ちゃんの快感に震えながらも…
少しの違和感を感じていた。
違和感…
それは…