この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
バガテル第25番イ短調 (エリーゼのために)
第1章 エリーゼのために…
193
「あんっ、や、やん、し、しゅん、やんっ、な、なんか、な、な、んかぁぁ…」
舞香ちゃんは激しく身悶えをし…
ピチャ、ピチャ、ピチャ、ピチャ…
そして僕はそのコリコリを舌先で更に舐め続けていくと…
「ああっくっ、や、やぁぁ、んん…」
舞香ちゃんはそう叫び、全身を゙小さく震わせ…
「ああっ、やぁぁぁぁ………」
激しい快感の喘ぎを漏らし…
「……っんん………」
ぐったりと弛緩したかの様に脱力をしてきたんだ。
「えっ?」
僕はそこで初めて舞香ちゃんの変化に気付き、舐めるのを止めて顔を上げ、舞香ちゃんを見る。
「はぁ、はぁ、ぁぁ…やん、は、恥ずかしい…」
舞香ちゃんは僕の視線に気付き、そう恥ずかしそうに囁いて、横を向く。
だが、本当に女性の神秘を、いや、快感の神秘を知らない僕は…
舞香ちゃんに何が起きたのか解らなく、キョトンとしてしまっていたんだ。
「はぁぁ、も、もう、凄く感じちゃったの…」
そして恥ずかしそうに、小さな声で舞香ちゃんは呟いてきた。
「え、か、感じた…の?」
そこで僕は初めてこの舞香ちゃんの様子の変化に…
喘ぎに…
さっきの小さな震えに…
そしてうっすらと汗ばんでいる舞香ちゃんのカラダに気付いたんだ。
「う、うん、すっごく感じちゃったの…」
舞香ちゃんは少し高揚した感じな目を向けて、そう言ってきた。
「か、感じた、あ、感じて…くれたんだ?」
僕はそう呟いた。
「う、うん…」
「そ、そうなんだ」
舞香ちゃんが凄く感じたという…
それって…
それって、僕の、いや、僕達男の射精の快感の様なモノなんだろうか?…
僕はそう想いながら舞香ちゃんの顔を見ると、おそらくはそんな疑問の表情をしていたのだろう…
「わたしね…
あの、アソコね…
あのクリがね、すっごく感じちゃうの」
恥ずかしそうにそう言ってきたんだ。
「え、く、クリ?」
だが僕は、そんな舞香ちゃんの言ってきた言葉の、いや、単語の意味がさっぱり分からない。
「うん、そう、クリ…
あ、クリトリスっていうのよ」
「え、く、クリトリス?」
さっぱり分からない…
「う、うん…
あ、そう、あのぉ、コリコリしたのあったでしょう?、駿くんがさっきたくさん舐めてくれたアレ…」
「うん?」