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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第9章 瑠美子 39歳

「当院はマンツーマンで施術をさせていただきます。どこをマッサージして欲しいですか?」

「肩こりが酷くて…」

そうですか…ちょっと失礼しますね

そう言って青年は私の肩に手を添えました。

とても温かい手なので
彼のマッサージに期待しました。

何度か肩を揉むと「なるほど、わかりました」と
私を施術室に連れていってくれた。

商店街の中にもマッサージのチェーン店があり、
そこは何台もマッサージベッドがあって
いかにもチェーン店だという感じであまり好きじゃなかったんですが、
ここはベッドが一台だけでした。

「お一人おひとりに真心をこめた施術をしますので、私と貴女だけの空間となります
どうぞ、リラックスして私にお任せください」

「えっ?あなたがマッサージを?」

てっきり別の体格のいい方がマッサージ師で
彼は受付けの係だと思っていたので驚いてしまいました。

「最初は皆さん驚かれますよ
こんな華奢な男に揉んでもらっても効果がないんじゃないかとね」

さあ、どうぞ服を脱いでこれに着替えて下さい

そう言って彼は私にラブホの部屋着のような薄っぺらいガウンを手渡した。

「脱ぐんですか?」

「そのままでも構いませんが、デニムは脱いでもらおうかな…指圧の効果が弱くなるんで」

肩こりなので下半身はいらないんです

私は脱ぐことに抵抗を覚えて
そのように言った。

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