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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第11章 明美 40歳
無我夢中でお互い唇を求め合いました。
ちゅぱ…ちゅっ…ちゅぱ…
いやらしい音だけが部屋で響く。
ベッドに押し倒され、さらっと服を脱がされた。
大野くんの舌が私の全身を這う。
「あっ…あんだめぇっ…いやぁっ…」
「ダメじゃ無いだろ?」
大野くんが私を挑発的に見つめながら
乳房を揉みしだく。
左手でおっぱいを揉みながら
彼のゴツゴツした右手の指が私の中に入ってきて、私を刺激する。
「ああっ…もっとぉ…もっと欲しいっ…」
「どうして欲しいの?言ってみな?明美ちゃん」
「大野くんが欲しいのっ…」
クルッと体を反転させられ
後ろから大野くんのモノが入ってくる。
先ほどまでAVを見て興奮していたせいか
かなりせっかちに体を求めてきた。
「はぁ…気持ちぃい…っ…」
思わず溜息が出る。
夫に対する背徳なんて、これっぽっちもありませんでした。
あっちだってヤリたい放題に女を抱いているんですから、私だって不倫の一度や二度は許されると思いました。
鏡張りの部屋だから、大野くんに後ろから犯され、淫らな表情の自分が目の前に写って
なんだかさらにエッチな気持ちになる。
「俺もっ…明美ちゃんの中…気持ちいい…」
後ろから激しく突かれ、
大野くんの手が私の前に伸びてクリトリスを刺激しながら、なおも腰は強く打ち付けられる。
「ああっああんっ…そこだめぇっ…弱いのぉっ…」
「明美…可愛いよ…ああっ…」
大野くんのブヨブヨの胸が、
私の背中にぴったりと密着し
片手で激しく胸を揉みしだかれ
私の快感は頂点に達した。
「だめぇっ…あっ…ああっ…イクっ…!」
「俺も…ぐっ…はぁっ…」
咄嗟にペニスを引き抜き
中だし寸前だった彼のモノは
私の背中におびたただしいほどの精液をぶちまけた。