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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第11章 明美 40歳
「ねえ、せっかくのSMルームなんだから
私を虐めてよ」
「あいにくと僕にはその趣味はないんだよ」
「いいじゃないの…こうして結ばれた記念に…
ね、お願い…」
仕方ないなあ…
気乗りしないながらも大野くんは壁に掛かっていた真っ赤なロープを手にした。
「見よう見真似だから上手く縛れないよ?」
「いいの!なんだか貴方に縛られるって思うだけでゾクゾクしちゃうの」
「お前、まだ酔ってるんじゃないか?」
クスクス笑いながら
赤いロープで私の豊満な上半身を緊縛した。
「んっ、んっ…きつく縛らないでぇ…
ああん、ごめんなさい…」
私は即席のM女になって冷酷なS男に許しを請うシチュエーションを演じた。
私の演技に大野くんも興奮し始めて、彼は優しくも冷たい声で、
「僕は聞き分けの良い、牝犬を好むんだ」と
私に合わせてくれた。
その声の低さにアソコがヒクヒクし始める。
そして、私の唇に太いずんぐりむっくりの指を挿し込み、私の唾液をたっぷりと絡めとり、
その指をロープできつく縛られむっちりと飛び出た乳房にぬるりと擦りつけた。
そして両方の硬くなった乳首を強く摘まんだ。