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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第2章 三香子 49歳
テレビを見るなりして
私のことを放っておいてくれたらいいのに
健三さんったら、ずっと掃除をしている私のお尻辺りばかりを舐め回すように見つめるんです。
「おっ!あんた、安産型の良いお尻だねえ!」
そんなことを言いながら、
ついには私のお尻を触ったり
「うわ~大きなおっぱいだ~」
なんてはしゃいで胸をツンツンしたり
セクハラしてくるんです。
最初は、何よこの下品な気持ち悪い糞ジジイ!
風呂に沈めてやろうかしらって
って思ったんですけど、
あまりにも子供のように無邪気に
触ってくるもんですから、
私も「しょうがないわね~」って感じになっちゃったんです
それに、軽いボディタッチで
子供の悪戯って感じですから
私もムキなって怒る事もないと
そう思うようにしました。
私が怒らないものだから
健三さんったら
「その大きなおっぱい…
ワシにちょっと吸わせてみせんか?」
そんなことを言い始めたんです。