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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第22章 遥 26歳
「ごめんなさい…辛いことを思い出させてしまって…」
お詫びにお酒でも一緒にどう?
さあ、そこにお掛けなさいな
そう言って着席を勧めても彼は直立不動のまま座ろうとはしません。
「遠慮しなくていいのよ」
「いえ…遠慮などではなくて…」
そう言いながら彼はお尻を押さえた。
「挿入されて終えたばかりなので
痛くて座れないんです」
そう言うとポロポロと涙を流しました。
「まあ!そうなの?そんなに痛いの?」
そうだ!いいお薬があるのよ!
私は救急箱から軟膏チューブを取り出した。
手荒れやヒビ切れにとてもよく効く軟膏です。
「これを塗ってあげるわ。
そこに横になりなさいな」
私は無理やり彼をベッドに寝かせた。
「いえ、奥さま…大丈夫ですから
数時間も経てば痛みも収まりますし…」
「だめ!これは命令よ
夫の指示は守れて私にの指示には従えないと言うの?」
そう言って私は若い執事のズボンを脱がせた。
「ああ…勘弁してください…
自分で…自分で塗れますから…」
「恥ずかしがらないで、
ひとつ屋根の下に住んでいるのだから家族も同然よ」
私は抵抗する彼を言いくるめて
パンツを下ろしました。