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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第3章 史絵 34歳
トクトクトク…
手にしたペットボトルから水が流れ出る。
「ほらぁ!ベッドが濡れちゃったじゃないか」
山下清と名乗って
笑い転げられたものだから
山下さんは膨れっ面して私の手からペットボトルを奪った。
「濡れてもいいじゃない
ほら、こういうところを利用する女の子なら
潮を噴くのも一人や二人じゃないはずよ」
「もしかして…史絵も…潮を…噴く?」
「さあ、どうかしら?試してみます?」
私ったら、さあ、どうぞと大股開きで山下さんを誘った。