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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第27章 小雪 41歳
「あッ、ンッ…いァん…」
「うわっ!奥さん濡れすぎ…」
段々と体が火照り、熱のこもった吐息が漏れる。
山上さんを求めて膣(なか)が疼く。
せまい空間にくちゅくちゅと蜜の音色が
厭らしく響く。
「ッ、そこ、ぁ、だめッ…」
「おとなしそうに見えて、超淫乱じゃん
やっぱり僕の思った通りだ。
こんな格好で部屋から出てくるぐらいだから
男を誘ってたんだよね?
ほら、指なんかより。こっち挿れてほしいんじゃないの?」
視線を落とせば、
ズボンから取り出された彼の欲望に膨らんだ
大きなモノがあった。
『ほ、欲しい…突っ込んで欲しい…』
私が夫を裏切り貞操を捨てようとしたその時…
〈こちらエレベーターの管理会社です。どなたかご乗車されてますか?〉
「…い、いますよ」
チッと舌打ちをして邪魔されたインターホンのスピーカーを山上さんは睨んでいた。
〈大変申し訳ございません。
エラーが発生して一時的に停止しておりました。
あと10分程で通常通り動きますので、
もうしばらくお待ち下さい。〉
『あと10分で動き出すのね…』
「どうする?10分で逝けるか?
僕は10分もあれば君を逝かせる自信はあるけどね」
私が何と言っていいのか答えに迷っていると
ショーツの股間をグッと片側に寄せて
無防備になった股間へ逞しいものを突き刺して来ました。