この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第28章 葉月 54歳
男も女も酔ってしまうと
自然と会話は下ネタになってきます。
「しかし、私はね常々、旦那が羨ましいと言っていたんですよ」
「まあ?どうしてですか?」
「そりゃあ、あんた、こんなべっぴんを毎晩抱けるんだから羨ましいの一言に限るよ」
「やだわ、べっぴんだなんて…それに私たちはそんなにセックスをしてこなかったんですよ」
「嘘言っちゃいかんよ
三人も子供を作っておいてさ
少なくとも三回は中出しをした証拠じゃねえか」
確かに…中に出さないと妊娠はしませんからね
そんな愛の結晶も巣立ってしまって跡を継ぐ気配さえしてくれません。
「俺も女将の膣(なか)に出したいねえ」
「そうね、今なら畑も枯れてしまって
いくら種を蒔いても芽がでませんものね」
「だろ?だからさ…いいじゃねえか
抱かせろよ」
またまた、そんな冗談を仰って…
こんな姥桜なんて抱いても気持ちよくないですわ
その気にさせて憎い人…
私は冗談でそんなことを言っていると思い
宿の浴衣が肌蹴て露になっているの斎藤さまの乳首を捻ってあげた。
「冗談なんかじゃねえよ
その証拠にほら、勃起しちまってるんだからよぉ」
斎藤さまはそう言って胡座をかいている浴衣の裾を捲りあげた。
そこにはブリーフを突き破らんばかりに
ものすごく盛り上がっていました。