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第31章 倫子　30歳

「そ、それって…アナルセックスってこと？」

もちろん経験などしていません。
そう伝えると
「じゃあ、俺にアナルバージンをくれよ
お前の処女をもらえなかったんだから
せめて尻の処女ぐらいくれてもいいだろ？」

「え～？どうしょう…」

私は全否定しませんでした。
だって、彼には私の全てを愛してもらいたかったし、それにアナルセックスにちょっぴり興味があったのも事実です。

旅館に到着し部屋に案内されるなり、
私を座卓の上に座らせて、
スカートをガバっと捲りあげると、彼はストッキングの上から、クンニしてきました。
パンスト越しにクンニなんて初めてだったので、
たちまち私は「いくいくいくいく、いくぅ！！」
と叫んで、ものの数分で逝かされてしまいました。

呼吸を整えていると仲居さんが部屋へやってきた。

「お二人は新婚旅行ですか？
ずいぶんと仲がよろしいことで…」と
完璧に部屋の外から私のよがり声を聞いていたとばかりに意味深な言い方をした。

「どうします？
よければ今からでもお布団を敷かせてもらいますけど…」

新婚旅行ですか？などと聞いておきながら
仲居さんの目は『ふん！どうせ不倫旅行なんでしょ？ヤりまくるんでしょ？お布団が必要なんでしょ？』と
私の事をさげすさんだ目で見つめていました。