この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第32章 瑠奈 21歳
「童貞とわかってがっかりした?」
こんなにイケメンなのに、どうして童貞なのか不思議でしたが、
彼が嘘をついてるようには見えませんでした。
「まぁ胸は揉んだことあるけど」
やっぱり、そういう関係の相手がいるんじゃない。
ドキドキして損しちゃった…
「あ、その顔…嫉妬してくれてんの?」
「してないもん!」
お互いに見つめながら笑いあっていました。
でも、自然と笑みが消えて…
次の瞬間、彼は私の口を
唇で塞ぎ舌をいれてきました。
「んあっ、んっ、んっ」
下手かもしんないと言っていたとおり
口内を犯すような彼のキス。
でも、そんなキスでも自然と声が漏れちゃう。
すると、スルリと彼のゴツゴツした手が
服の上から私の胸に降りてきました。
「ん~!やっ、あぁん!」
私は咄嗟に彼のキスから逃れて
手足をバタバタさせ抵抗しましたが
男の人の力にはかないませんでした。
クルリと体勢を変えられ、
私が壁に押し付けられてるようになりました。
彼の大きな手は左手一本で抵抗する私の両手を、
頭の上で縛るように押さえつけて、
自由な右手でおっぱいを弄ってきます。
「ダメっ!あぁ、んっ…こんなことしないで!あんっ…」
「ダメって言いながら、その声と表情…
誘ってるでしょ?」
「誘ってなんかいないわ!え?ちょっと!!」
彼ったら、服をめくりあげて胸を揉んできたんです。ブラもずらされ乳首が彼に丸見えになっていました。
彼は興奮したのか、だんだんと手付きと息遣いが荒くなります。
私は、そんな彼を見て感じてしまい、
艶かしい声を漏らしてしまいました。