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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第32章 瑠奈 21歳
「いやぁぁ!やめてぇ!!
んっんっんっ、はぁん、んあっ、
ホントにお願いだから…やめて、だめぇ…」
「感じてんじゃん、
やっぱ、人妻ってのは色っぽいよね
俺さ、我慢できないかも」
今まで動かしていた手を止め、
私を見つめる目は真剣そのものでした。
俺、我慢できないかも…
と彼がいうとおり、
彼は私をソファに押し倒すと上に覆いかぶさってきました。
私はとっさの出来事に『え?レイプ?!』と必死に抵抗しました。
でもすぐにキスによって口を塞がれて声も出せず助けを求めることも出来ません。
「んんんっ!んんん!」
声にならない声をあげていると、
彼が私のスカートの中に手をいれて
太ももの付け根付近をいやらしい手付きで触ってきたんです。
びっくりして私は首を振って彼の唇から逃げると
「ちょっと!」と怒った口調で制しようとしたけれど、彼が、「お願い!もう少しだけ!」と哀願してくるんです。
こうなることも、ほんの少しだけ心の中で予想してた私は、自分の脇の甘さなんだとそれを許しました。
彼の指先は太ももから私のショーツの中へと移動し、
布地の上からクリトリスを刺激してきます。
摘まんだり、ぐりぐりと押したり、
私は初めての感覚に
「いやぁ、ダメぇ…んんっ、あぁ」と
声を漏らして、さらに彼を興奮させてしまったのです。
興奮した彼は、スカートを捲ってくる。
そしてショーツをズラして、
すでに大洪水が起こっている私の秘部に
中指で直接擦り始めました。
グチュ…グチュ…
激しい水音と私の喘ぎ声、
彼の息遣い、BGMのように流れるカラオケ…
そんなハーモニーが部屋に響いていた。
私は気持ちよくなってきて
彼が指先でなぞる度にピクンと
身体を反応させました。
すると彼は再びキスして
今度は中指を驚いたことに膣の中に入れてくるんです。
ヌプヌプっと卑猥な音を立てて
侵入してくる男のゴツゴツとした指先…